親友!?幼なじみ!?恋人!?


「晃…きっと逃げたんだよ」


唐突に聞こえてきた信じられない言葉。


逃げた??


「自分の罪から逃げたの」


そう言うと、真琴はわたしに視線を向けた。


なんでそんな…

悲しそうな、ツラそうな、なんともいえない表情してるの?


「俺も…そう思う」


真琴に向けていた視線を慎吾へと向けた。


まっすぐわたしを見ていた。


二人してなんなの?



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