親友!?幼なじみ!?恋人!?
驚いたのは俺だけじゃないようだ。

真琴も目を見開いてるし、晃に至っちゃ口ぽかーんってあいてるし。




おばあさんっていうのは分かった。
こんがらがってる中でも、一応は理解したことにするとしよう。


けど・・・
いったいお幾つなんだ?!

みた感じ若すぎるだろ。
おばあさんにしては40代ってことはねぇだろうし。
40代っつったら、親くれぇじゃねーか。



聞きたいけど、出会った瞬間‥
「お幾つですか?」
なんて失礼だろ。

そんなこと出来ねーし。




おいっ
どうしたらいい?



「あのー‥美波。」

真琴が恐る恐る美波に話しかけた。


「ん?なぁに?」

「美波のおばあさんってお幾つなの??
とてもおばあさんには見えないから。
失礼だとは思うんだけど。」

「あぁ‥「まぁやだわ!!
わたしが若く見えるって?
綺麗で美しい?
嬉しいこと言ってくれるわね。ホホホホホ‥」


美波を遮って言った、おばあさんの言葉に唖然とした。


裏を返せばそういうことだけど、別にそこまで言ってないですよ!!おばあさん!!

しかも、ホホホホホって・・・




このおばあさんおもしれー人だなぁ。
なんか、楽しくなりそう!!


後で美波に聞くと、おばあさんはああ見えても60近いらしい。

それでも俺からしたら、若いおばあさんだよ。
っとおもってたら、美波の家系はどうも早婚らしい。

そこでようやく納得したよ・・・


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