ヴァンパイアの花嫁 番外編②
全身が朱に染まったようなティナを見てレオンは楽しそうに口元を上げた。



「まだ顔をあからめるとは初々しい妻だな」



「だって・・・きゃっ!」



くるっと身体がベッドに押し倒されて息もつかないうちに唇が重なった。



「ん・・・ぁ・・・」


唇が重なるとあっという間にレオンの舌がティナの舌を絡めとる。



ほぼ1ヶ月ぶりの口付けにティナの鼓動は一気に速まった。



「良い子にしていたか?」



ドレスの胸のリボンは解かれレオンの手が胸に触れた。



「そんな・・・言い方・・・あたしは子供・・じゃない・・・っ・・・」



びりびりとした疼きが身体を巡りティナの身体がしなる。




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