ヴァンパイアの花嫁 番外編②

捕まる

「ティナ様はご主人様がエレオノーラ様の血をお飲みになるところを見られてしまったのです」



ティナ様の元へ早く戻って誤解を解かなければ。



「ティナちゃんが!?」



「はい 誤解したままでございます」



「可哀想に・・・」


アシーネがティナの気持ちを想い呟いた。



「わたしはティナ様の元へ戻ります」



ご主人様が襲われたのならばティナ様が心配だ。



「ああ、そうして レオンは気がついたら行くと思うよ」



「はい」



アメリアは急ぎ足で出て行った。



< 44 / 77 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop