ヴァンパイアの花嫁 番外編②
「シンシアーーーーーっ!」


エミリオと戦っているアードルフはレオンが剣を振る所を目にして叫んだ。



そして塵になっていくのを見て愕然となった。



「レオン!」



アードルフと戦っていたエミリオは声を上げた。



ご主人様っ!?



アメリアもエミリオの声に辺りを見渡した。



倒れているティナの足元に麗しきヴァンパイアの支配者が立っていた。



そして片膝を地面に着き、ティナの首筋に指を触れた。



早く血を与えなければ・・・。



レオンの背後に近づく数人のヴァンパイア。



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