ヴァンパイアの花嫁 番外編②
ティナを抱きかかえて唇にキスをする。
あたし・・・何しているんだろう・・・。
「ティナ?」
もう一度名前を呼ばれてティナの目蓋がゆっくり開いた。
「レ・・ォ・・・・・ン」
心配そうに覗き込む真紅の瞳が飛び込んできた。
「私の血を飲みなさい」
虚ろな様子にレオンはティナの唇を首にあてがう。
甘い痛みを感じたのち、ティナが血を不器用に飲む音がした。
「ん・・・っく」
牙をたてて飲む行為はいまだに慣れずに飲む。
その飲み方にさえ、愛しさが増していく。
あたし・・・何しているんだろう・・・。
「ティナ?」
もう一度名前を呼ばれてティナの目蓋がゆっくり開いた。
「レ・・ォ・・・・・ン」
心配そうに覗き込む真紅の瞳が飛び込んできた。
「私の血を飲みなさい」
虚ろな様子にレオンはティナの唇を首にあてがう。
甘い痛みを感じたのち、ティナが血を不器用に飲む音がした。
「ん・・・っく」
牙をたてて飲む行為はいまだに慣れずに飲む。
その飲み方にさえ、愛しさが増していく。