君に好きだと伝えたい




「あ〜!高倉じゃん」
岩崎が俺を指差す

「指を差すな」

「何してんの?」
楽しそうに
岩崎が駆け寄ってくる

「次、授業あるからな」



「…瀬戸」
わざと声をかけてみると
瀬戸は驚いた顔をした

「どうした?」

「私の名前…知ってたんだ」




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