子供すぎる私と大人すぎた貴方
「やっぱ男だから元気だわ。」
「確かに・・・さやかもテンションMAXだと
素晴らしいほどのテンションだよ」
「そうかな?」
「バカなだけか(^o^)」
そう言って私を見下す
みきのお腹を殴った。
「痛・・・」
みきはお腹を抑えながら睨んでくる
その時、ちょうどいいタイミングで
チャイムが鳴った。
私達のクラスは適当に礼をすませて
教室へと戻った。
「みき大丈夫〜?(笑)」
「それは心配してんのか?
目が笑っとんのじゃボケー!!!!」
「みきが怒った〜」
私は走って階段を下りて行った。
2階の階段の途中で
祐平君達と一緒に手を振ってきた人達に会った。
「さっきの子・・・。」
「どー・・・・・も」
「ゆうへーさっきの子だよ」
「へ?」
うしろからはみきが追いついたのか
黙って見ていた
すると階段の影から
ちょこっと顔を出して笑ってくる祐平君が居た。