嘘つきな姫
プロローグ
春…桜は散りはじめていた
…温暖化のせいだよね
なんて…
二年生になっても…やっぱり席は窓側の一番後ろで、学活の間、ぼーっと外を眺めてると
「…と言うことで、委員長は夢水にきまった。」
と、聞き慣れない新しい担任の声。
去年の春と何も変わらない
「…はぃ。」
と返事をして教卓の横に立つと
ザワッと一瞬騒がしくなる
「この度、委員長になりました、夢水彩莉です…一年間よろしくお願いします。」
ニッコリと微笑むと男子が真っ赤になって拍手喝采。
…温暖化のせいだよね
なんて…
二年生になっても…やっぱり席は窓側の一番後ろで、学活の間、ぼーっと外を眺めてると
「…と言うことで、委員長は夢水にきまった。」
と、聞き慣れない新しい担任の声。
去年の春と何も変わらない
「…はぃ。」
と返事をして教卓の横に立つと
ザワッと一瞬騒がしくなる
「この度、委員長になりました、夢水彩莉です…一年間よろしくお願いします。」
ニッコリと微笑むと男子が真っ赤になって拍手喝采。