嘘つきな姫

「中間テストかぁ…全然やってねぇし」

と、私の前の人がくるりと振り返ってきた


「ねぇ…本当は何してたの?」

「へっ!?」


思い出されるのは愁の体温で…って変態!!私のバカ!!


「和。」


「愁。違うよ。勉強してる?って話だよ?」

ね?っと同意をもとめてくる。


「本当?」


私にきくなぁぁぁぁあ!!

「いや、…えと……嘘だと思います」


「彩莉ー!!」

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