嘘つきな姫


「へ?」


「彩莉の家、」


あぁっ!!!

そっかそっか



「こっち。」


ニコッって笑って案内をする



「…っ、」





_________
______
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15分くらい歩いたところに住宅街。


「ここ、」


その中でもちょっと目立った家の前に立つ


「…可愛い家だね。」


レンガ仕立てのうちはお菓子の家がモチーフになっていて恥ずかしい



「ただいま。」


「!」


私が玄関を開けた瞬間愁が驚いたのは私が“いい子”になったからだと思う。



「あらぁ〜彩、美形男子つれてきてーっやるわねっ!」


「違いますよ、こちらはクラスの…」

「彩莉さんと同じクラスの早川愁と申します」


そういってお母さんに微笑むと…


「きゃーっ!!!どうしましょっ!!」

と顔を真っ赤にして中へ入っていった


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