嘘つきな姫

「なんか、ごめん…」

うなだれる私に
愁はだまって横に首をふる。



「しゅーくん!しゅーくん!こっち来てぇっ!!!」


そのままリビングに入り




話し込むこと一時間

やっとこっちに話の主導権が来た。

「あの、お母さん…」

「お母さんだなんて///」

照れるなよ、高校生に、

「彩莉さんと夏休みに旅行の計画をたてたいのですが…」

「へぇっ!彩ちゃんが?」

「えぇ。」

「珍しーっ!!!勿論!!愁君となら大歓迎よ!」



「ありがとうございます。」

あっさりだな以外と…


「いぇ、それでいつから?」

「出来れば明後日から…ずっと…夏休み中………」

はぁっ!?
聞いてないっ
そんなに長期間?

しかも愁ったら首傾げて…
可愛い…
じゃなくて!!

そんなこてしたら


ボンッ
「////も、勿論!!良いに決まってるじゃないっ!!/////」


ほら、人の母親落としてどうするのだよ。
< 41 / 129 >

この作品をシェア

pagetop