嘘つきな姫
「わ……私、もう行くね…」
弟にちょっと引きながらも家を出るとそこには
「愁っ…」
私が駆け寄るとまたフワッとした笑顔を魅せながら
「…おはよ。」
「////」
いつもと変わらない笑顔だけど
…し、私服…カッコいい
何かすごく…愁っぽい
「彩莉…」
「え?」
「可愛い」
そういって私の髪をいじる…アナタのがかわいいんすけど。
「…ありがと、」
「行こっか。」
「う、うん」
ところで、ドコにいくんだろう…?