嘘つきな姫


「…ぅー」


遅いッ…

あれ?

そうでもないかな?

だって、時間はあんまり立ってない


のに、遅く感じて、チクチクして…長く感じて、


やだ…こんなの



知らないっ…



「おまたせ。」


「わぁっ…!?」


ボーッとしてたらど、ドアップッ 


愁はニコッと笑うと


「じゃぁ忍、よろしくね」


そういって立ち去ってしまった


「へっ…?しゅーっ?」


「そんな顔しないで、奥の部屋にいるから。」



な、なんだ…
帰っちゃうのかと思った…


「フッ……そんなわけないじゃん…」


いったん戻って私の頭を撫でて、また、奥へ行った。


「さぁっ…彩莉ちゃん?」


「は、はぃ…?」


何かコワイッ


「じゃぁこっち!!!!!」
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