この腕の中で君を想う


だけど、今はそんなこと考えられない



「…どうして」

まだ信じられない

あの性悪男が隆也さんの友達だったなんて


あー…もう!!

あんな奴、二度と見たくなかったのに




"慰めてやろうか?"


「~~ッ!!!///」

カァァッと顔が熱くなり思わず口を覆った


あーあ

また余計なこと思い出した


「もう寝る!!」

起きてたらまた変な事考えそうだし


寝て忘れよう


そう思い、布団を深く被るとゆっくり瞼を閉じる


下から隆也さんの叫び声が聞こえてきたのを最後に意識が途切れた


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