この腕の中で君を想う



「ご飯食べなきゃ!!おねぇちゃんも朝ご飯食べるでしょ~?」


「え?うん。着替えてからね」


突然思い出したようにそう言った捺に私は返事に少し遅れる


「分かった。下で待ってるねぇ~」


私に向けてニッコリ笑うと、ピョンピョン跳ねながら部屋から出て行った





「…嵐が過ぎ去った」


なんだか可笑しくてクスッと笑った



そういえば

いつも一緒だったんだよね…


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