この腕の中で君を想う
電車の中で
冬夜とは家が近くて、しかも学校が同じ
付き合う前も冬夜の姿は電車でよく見かけたから多分出る時間も一緒
今は冬夜に会いたくないし…電車一本遅らせよう
そう思いながらゆっくりと朝食を食べた
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ガタンゴトン
ガタンゴトン
結局
お互い考えている事は一緒なのだ
つり革を握り締めてユラユラ揺れながらそんなことを考える
目の前に座っているのは
できれば一番会いたくなかった人
なんで向かい合って乗ることになってしまったのか