届かない想い・・・
「佳乃利はあの人のこと好きなの??」
いけない事を聞いたかなって思った・・・

「ありえない・・・アイツだけは好きになんない!」
必死に否定する佳乃利。私は何かあったと思った・・・

「どうして??あんなかっこいい人だよ。幼なじみだったら好きになるって!!」
佳乃利は・・・首を横に振った。

「私はずーっとアイツの事好きだった。でもね、アイツには好きな人がいたんだ。その人は私の友達だった・・・」
私は頷きながら聞いていた。

「可愛い子でさ〜。みんなからも人気あったんだ。もちろんアイツもだけど・・・陰から見てた私は可愛い子は羨ましかった・・・どうして私はこんな可愛くない子に産まれたんだろう??もっと可愛い子になってアイツと付き合いたかった。あの子の元に行ってほしくなかった。」

「大丈夫。佳乃利は可愛いよ!!もっと自信持って!!」
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