ストーカークラブ
ふ〜っ。片付けるか。
懐かしい気持ちで一つ一つ落ちたオモチャを見ながら手に取っていく。
んっ? オモチャに混じって、昔使っていた携帯電話がある。
携帯電話を手に取ると、フリップを開け電源ボタンを押してみた。電源が入らない。しばらく放置されていたので電池切れなのだろう。
充電器充電器とオモチャの山をかき分けると、すぐに見付かった。
充電器を携帯電話に差し込み電源を入れる。
ピーーーーーーッ!
携帯電話特有の電子音が鳴り響き、電源が入った。
信太はまるで宝物を見付けた様に、電話帳やメールボックスを開いてみる。
懐かしいな〜こいつ大学を卒業した後、故郷に帰った奴だ。あれから連絡取ってないな〜。懐かしい名前を見つけては当時を思い出していた。しかしメールボックスを見ながら、信太は思い出したくない文字を見つけ、一瞬固まってしまった。
from xxvw@tb.ne.jp
美奈子(みなこ)と別れろ
別れるまで付きまとってやる
別れなきゃ殺す
---------END----------
思い出したくない記憶が一気に蘇ってくる。
それは大学を卒業する半年前から始まった……。
懐かしい気持ちで一つ一つ落ちたオモチャを見ながら手に取っていく。
んっ? オモチャに混じって、昔使っていた携帯電話がある。
携帯電話を手に取ると、フリップを開け電源ボタンを押してみた。電源が入らない。しばらく放置されていたので電池切れなのだろう。
充電器充電器とオモチャの山をかき分けると、すぐに見付かった。
充電器を携帯電話に差し込み電源を入れる。
ピーーーーーーッ!
携帯電話特有の電子音が鳴り響き、電源が入った。
信太はまるで宝物を見付けた様に、電話帳やメールボックスを開いてみる。
懐かしいな〜こいつ大学を卒業した後、故郷に帰った奴だ。あれから連絡取ってないな〜。懐かしい名前を見つけては当時を思い出していた。しかしメールボックスを見ながら、信太は思い出したくない文字を見つけ、一瞬固まってしまった。
from xxvw@tb.ne.jp
美奈子(みなこ)と別れろ
別れるまで付きまとってやる
別れなきゃ殺す
---------END----------
思い出したくない記憶が一気に蘇ってくる。
それは大学を卒業する半年前から始まった……。