ストーカークラブ
ピロピロリ〜ン♪
再び携帯が鳴り、また白石さんからかと思ったが、陽一からの着信だった。そして信太が、今あった事を話すと、陽一は近所なのですぐ来てくれた。
「白石さんに一泡吹かせてやったのはいいけど、相手は普通じゃないからな」
そう言って陽一は考え込んでいる。
気になった信太は、
「白石さんが何か仕掛けてくるとか?」
「いや、白石さんの立場で考えると、今までは自分の正体がバレず、二人を使って信太にストーカー行為をさせ、自分は高見の見物をしてたわけだろ。正体がバレればプライドが傷ついたとかで、捨て身になって何か仕掛けてくる様な気がするんだよ」
後に、陽一の予感は的中する事になる。
そして信太は念のため、携帯を買い替え、自宅の電話番号を代えた。
不思議な事に玄関の前に美奈子が来た形跡も無くなったのだ。
落ち着いた日々を取り戻したかの様に見えていた。しばらくして、美奈子から自殺を匂わす内容の手紙が届くまでは……。
再び携帯が鳴り、また白石さんからかと思ったが、陽一からの着信だった。そして信太が、今あった事を話すと、陽一は近所なのですぐ来てくれた。
「白石さんに一泡吹かせてやったのはいいけど、相手は普通じゃないからな」
そう言って陽一は考え込んでいる。
気になった信太は、
「白石さんが何か仕掛けてくるとか?」
「いや、白石さんの立場で考えると、今までは自分の正体がバレず、二人を使って信太にストーカー行為をさせ、自分は高見の見物をしてたわけだろ。正体がバレればプライドが傷ついたとかで、捨て身になって何か仕掛けてくる様な気がするんだよ」
後に、陽一の予感は的中する事になる。
そして信太は念のため、携帯を買い替え、自宅の電話番号を代えた。
不思議な事に玄関の前に美奈子が来た形跡も無くなったのだ。
落ち着いた日々を取り戻したかの様に見えていた。しばらくして、美奈子から自殺を匂わす内容の手紙が届くまでは……。