You Make Me Happy【短編】

それよりあたしは裕典の事と詩音の事で頭が破裂しそう



「…裕典!!」


暫く走っていると歩いてる裕典がいた




詩音の声で振り替える裕典



「裕典、あれは誤解なんだよ」

「…誤解？」

「裕典の事で悩んでで泣いてたからさ…つい」



詩音はそう言うとあたしの後ろに回りあたしの背中を押した



そして、耳元で"伝えたい事、思ってる事全部言え"
と言って帰って行った




「…っ」

「茉奈、さっきの本当？」

「あ、うん…詩音とは…本当に何も――…」





"ない"よね…？





「…茉奈？」

「な、ないよっ？」





裕典は不思議そうにあたしを見つめていた