兄貴は家庭教師...?《平凡妹Xイケメン兄貴》



中坊が去った瞬間
私の腕をつかんだ悠也さんが
猛スピードで走り出す。

「ちょ、ちょっと!!!」

家まで走り続けた結果
汗をじわりと掻いた。

「きっつー・・」

「あ!大丈夫!?ごめんなっ!?」

いや、大丈夫だけど…

「てゆうか、悠也さん、弟いたんですか?!」

「まぁな・・・お前にはなんとなく隠しておきたかったんだけど」

えっ?なんで??

「アイツさー女癖悪いってゆーか…。
 目ェ付けられないほうがいいかなーって思って」

ドキン

ん?何自分ドキンとかなってんのォォォ?!
どうした自分!?

「あ…、ありがとうございますっ…」

「本当何してくるかわかんねーから気をつけろよ?
 俺がいない時とか…」

「はいっ♪」



・・・・ピーンポーン・・・・


するといきなり家のインターホンがなった。




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