兄貴は家庭教師...?《平凡妹Xイケメン兄貴》


私の涙がある程度
ひいたところで
悠也さんは話を始めた。

「久しぶり、だよな?」

笑顔で私にそう言った。

「はい…」
顔を見ることが出来ない。

「元気だった?」

「はい…」

「俺いなくて、寂しかった?」

「はい…」

私は迷う事なく答えた。

「あの…
 クリスマスプレゼント
 ありがとうございます!」

私は精一杯を出し切って
そう言った。

「なんで俺ってわかった?!」

「すぐ分かりましたよっ」



久しぶりに悠也さんの笑顔を見れた。
神様は私にCHANCEをくれている
と、そう思った。


私はひるまず
こう続けた。





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