兄貴は家庭教師...?《平凡妹Xイケメン兄貴》


約束は6時。

夕方だから
もう辺りは薄暗くなっている。

私は30分前についてしまった。

公園の中には
暗いにも関わらず
結構な人がいた。
大半がカップル。

私はベンチに座り
携帯をいじっていた。

「早かったなあ…失敗したあ」



すると
何人かの男が近づいてきた。


「お姉さん、いくつ?」

お、お姉さんてアンタ等。
まだ私学生ですけども(笑)

「じゅ、16」

「16?!?!?!」

男達は吃驚しながらも
私の両脇ではさむように
座り込んできた。


え、何…
怖い…




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