俺の隣の俺の女


家をでると
しょーちゃんが
あくびをしながら
待っていてくれた



「おはよう!」



「ん、じゃあ行くか」



あたしは自転車に乗り
ぎゅーとしょーちゃんの
背中にしがみついた



「・・・・・・っ」


なぜかしょーちゃんの顔は真っ赤だった


あたしはそれを知らないで幸せを感じていた




・・ねぇ?


あなたはあたしの事
好きですか?


好きなら離れないで・・・




< 147 / 200 >

この作品をシェア

pagetop