俺の隣の俺の女
「しょ・・しょうっ・・」
あたしより
先に口を開いたのは
あたしをぶとうとした
このギャルのグループの
リーダー(?)だった
「なぁ、
なにやってんの?」
聞いたことがない
低い声だった
「ちょっと話し「嘘つくんじゃねーよ!!!!」
そう大声でいったあと
あたしに近づきあたしの
カッターシャツまくり
あげ腕の素肌が見えた
そこには
今まで暴力を受けた
傷を治すために
絆創膏が数ヶ所
はってあった
「・・・・・これ
なんだよ?
なんにも
ないわけねーだろっ!!!」
バァァン!!!!
ドアを叩く激しい音がした翔の拳は真っ赤になり
血がでていた
ビクッ
こんな翔見たのは
初めてだ
「これ、誰がやったんだよ」
あたしの腕を掴み
女達の前で見せた
「・・・・・・・」
さっきまでいきのいい状態が今ではビクビクして
黙っている
「誰だっていってんだよ!さっさと答えろよ!!」
「・・・ぁ、あたしがやった」