Keitaro's Diary
3/19【生後 0日】
朝5時頃、下半身に違和感を感じた。
下着や、パジャマのズボン、布団までが濡れている…
これは…
破水だ。
わたしの実家にて、先月から寝起きしていた主人。
隣りに眠る彼にそのことを伝えた。
「わかった。」
飛び起きた彼が、病院に電話をかける。
そして、5時半に車に乗り込む。
一番大きなナプキンをあてて。
それでも不安なくらいに、羊水は漏れる。
腰に毛布を巻き付け、心配そうな祖母を残し、実家を出た。
いよいよだ。