［完］はじまりは〜Train！？

運動場にはもうすでにサッカー部の連中が集まっていた


運動場の周りにはおれらのファンクラブ的な


夏美が通っている高校の女達が集まっていた


毎日毎日みてて飽きないのかよ！

おれらにとってはいい迷惑だ


「キャー蒼井君〜」


「春馬君〜！！！」


俺に気づいた連中は俺をみたら


これでもかってくらいの勢いで


甲高い声を出してきた


あぁうるせー！


せっかく見つからないように来たのによ！


翔梧達がいる所まで急いだ


「相変わらずモテるやつは大変だな〜」


嫌味たらしくいってくるやつは翔梧だ


「せっかく朝から機嫌よかったのによ！今ので最悪だ」


「何何？いいことあったのか？」

「まぁな！」


言いたいけどなんか翔梧に言うのはもったいない気がする


でも一応親友だしよ！


「彼女出来た」


「！！！」


俺の一言に目を見開いている翔梧

「おい本当かよ!?」


「あぁ」


「誰だよ!?」


「夏美だ」


「夏美ってあの電車のか!?」


「あぁ」


「よかったな!!春馬」



自分のことのように喜ぶ翔梧


やっぱり親友だな