溺愛ラバーズ
お母さんがひなのちゃんを妊娠した時は一番私が喜んでたとお父さんから聞いた事がある。





その時は性別はわからなかったらしいけど、早く会いたいと言ってたらしい。





ひなのちゃんが産まれた時はまだ2歳でその時の事は覚えてないけど、3歳・4歳の頃の記憶は結構あって、ひなのちゃんの存在もわかるようになっていたんだと思う。




とにかくひなのちゃんは可愛かったの。





いっつも笑顔で、私の後をヨチヨチ付いて来て、あの時はお姉ちゃんって言えなくて“ちゃん”って呼ばれてた。





私達姉妹は2歳ずつ離れていて、私が4歳の時にかれんちゃんは6歳、ありさちゃんは8歳で小学校に通っていたから幼稚園から帰って来てもまだ帰って来てないのもあって、家いるひなのちゃんと毎日遊んでた。





ひなのちゃんも幼稚園に連れて行きたいと駄々をこねた事もあったかも。





ひなのちゃんも私になついてくれて、可愛くて自慢の妹だった。





それは今もだけどね。





家族でショッピングに行った時は、ひなのちゃんとお揃いの洋服をたくさん買ったりした。




< 165 / 213 >

この作品をシェア

pagetop