溺愛ラバーズ
啜り泣くまりあの横に座り、体を引き寄せる。
「わっ…私、ダメなの…。」
「ん?」
「誠くんがっ、な…泣き出すと、慌て…ちゃって、私も泣いちゃう………。」
嗚咽を漏らしながら泣くまりあの頭をゆっくりと撫でる。
一ヶ月前に3200gの息子、誠が産まれた。
まだ、どこがどっちかに似てるのかはわからないが、可愛い息子。
こうやって寝かせても数時間後には泣いて、俺とまりあも目が覚める。
朝から夜まで俺は仕事で、まりあは誠と2人。
けど、まりあの実家に住んでるんだからお義母さんや姉妹に俺がいない間はフォローしてもらっている。
でも、子育ては難しいんだと俺もまりあも思い知らされた。
「私っ……ママ失格なのかな……。」
肉体的にも精神的にも弱ってるまりあ。
「まりあは立派なママだよ。」
「でもっ………。」
「何もかもが初めてなんだ。いくら育児書見ても子供みんなその通りにいくわけないだろ?」
コクンと頷くまりあを抱き上げ、膝の上に乗せる。
「わっ…私、ダメなの…。」
「ん?」
「誠くんがっ、な…泣き出すと、慌て…ちゃって、私も泣いちゃう………。」
嗚咽を漏らしながら泣くまりあの頭をゆっくりと撫でる。
一ヶ月前に3200gの息子、誠が産まれた。
まだ、どこがどっちかに似てるのかはわからないが、可愛い息子。
こうやって寝かせても数時間後には泣いて、俺とまりあも目が覚める。
朝から夜まで俺は仕事で、まりあは誠と2人。
けど、まりあの実家に住んでるんだからお義母さんや姉妹に俺がいない間はフォローしてもらっている。
でも、子育ては難しいんだと俺もまりあも思い知らされた。
「私っ……ママ失格なのかな……。」
肉体的にも精神的にも弱ってるまりあ。
「まりあは立派なママだよ。」
「でもっ………。」
「何もかもが初めてなんだ。いくら育児書見ても子供みんなその通りにいくわけないだろ?」
コクンと頷くまりあを抱き上げ、膝の上に乗せる。