溺愛ラバーズ
「1人で頑張らなくていい。まりあには俺がいる。俺達の子供なんだからもっと俺に頼ればいい。」


「樹さん……。」


「まりあは頑張ってる。誠を一生懸命育ててる。夜だって、あんまり寝れてないのも知ってる。お義母さんやありさちゃんにも色々習ってる。」





睡眠不足でふらつくのもしばしば。





俺が起きとくからと言っても、仕事があるから寝てと言われる。





「疲れた時は俺がいる。仕事の事は気にしなくていい。」


「それじゃ樹さんが…………んっ!」





キスでまりあの口を封じる。





「俺達新婚だろ?可愛い奥さんには頼って欲しいし、甘えて欲しいんだよ。」


「樹さん……。」





やっと笑顔を見せてくれたまりあにもう一度キスをする。





まだHは出来ないからキスだけ。




ドつぼに嵌まったり、煽られたりするがなんとか理性を保っている。





「明日は休みだし今夜は俺が見るから、まりあは寝てろ。」


「……ありがとう。」


「いいえ。」





ギュッと抱き着いたまりあを抱き締め返す。




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