溺愛ラバーズ
04.小さなお姫様
誠が2歳の誕生日を迎える1ヶ月前に小さなお姫様が誕生した。
小さくて、抱っこするのが怖いぐらいだった。
待望の女児で、顔はまりあにそっくりで愛しくて堪らない。
「ママァ〜っ。」
「誠くん、ちょっと待ってね。まりんちゃん寝かせてくるからね。」
娘、まりんをベビーベッドに運ぶまりあの後ろをベッタリと付いて回る誠。
まりんが産まれてからそのベッタリはさらに拍車がかかったように見える。
まりんに授乳してる時は、自分もとばかりに飲み終わるのを待ち、抱っこすれば手を伸ばし泣いてせがむ。
全てまりあ限定。
俺が抱っこすれば途端に不機嫌になり、どうでもいいような表情すらする。
「じゃあ、いってきます。」
「バイバーイっ。」
小さくて、抱っこするのが怖いぐらいだった。
待望の女児で、顔はまりあにそっくりで愛しくて堪らない。
「ママァ〜っ。」
「誠くん、ちょっと待ってね。まりんちゃん寝かせてくるからね。」
娘、まりんをベビーベッドに運ぶまりあの後ろをベッタリと付いて回る誠。
まりんが産まれてからそのベッタリはさらに拍車がかかったように見える。
まりんに授乳してる時は、自分もとばかりに飲み終わるのを待ち、抱っこすれば手を伸ばし泣いてせがむ。
全てまりあ限定。
俺が抱っこすれば途端に不機嫌になり、どうでもいいような表情すらする。
「じゃあ、いってきます。」
「バイバーイっ。」