溺愛ラバーズ
ため息が出る。
ため息の原因はまりあだ。
「置かなくていい。」
「植物嫌いですか?」
眉を下げ、ガッカリしたように聞いてくる。
「違う。」
「じゃあ!」
「いい加減にしてくれ!余計な事はするなっ。植物置きたければ、自分の部屋に置けばいいだろ!人の空間にまで入り込むな!」
理解してもらえなくて、思わず声を荒げてしまった。
言いすぎかと思ったが、ここまで言わないとわからないだろう。
「とにかく、自分の部屋は好きにしていいが他の部屋は好き勝手しないでくれ。」
「はい……。」
消えそうな声で返事をしたが、うつ向いてるから顔が見えない。
「俺は寝るから部屋から出て行ってくれ。」
「はい…おやすみなさい…。」
うつ向いてる頭を更に下げ、トボトボと部屋を出て行った。
約束したばっかりなのに、これじゃ意味ないじゃないか。
話してもすぐに逸れるし、突拍子もない事を言い出すし…。
承諾なんかしなければよかったかもな…。
電気を消し、ベッドに入ってその日は眠りに付いた。
ため息の原因はまりあだ。
「置かなくていい。」
「植物嫌いですか?」
眉を下げ、ガッカリしたように聞いてくる。
「違う。」
「じゃあ!」
「いい加減にしてくれ!余計な事はするなっ。植物置きたければ、自分の部屋に置けばいいだろ!人の空間にまで入り込むな!」
理解してもらえなくて、思わず声を荒げてしまった。
言いすぎかと思ったが、ここまで言わないとわからないだろう。
「とにかく、自分の部屋は好きにしていいが他の部屋は好き勝手しないでくれ。」
「はい……。」
消えそうな声で返事をしたが、うつ向いてるから顔が見えない。
「俺は寝るから部屋から出て行ってくれ。」
「はい…おやすみなさい…。」
うつ向いてる頭を更に下げ、トボトボと部屋を出て行った。
約束したばっかりなのに、これじゃ意味ないじゃないか。
話してもすぐに逸れるし、突拍子もない事を言い出すし…。
承諾なんかしなければよかったかもな…。
電気を消し、ベッドに入ってその日は眠りに付いた。