溺愛ラバーズ
LOVE.4 -義姉達-
総務課から帰る途中、いつもは静まりかえっているロビーがなんだか騒がしかった。
2階の吹き抜けから下を覗くと、警備員が慌てている。
「はぁ?繋げないって…意味わからないわ。」
突然大声が聞こえ、受付に目を移す。
上からじゃはっきりとはわからないが、全身黒ずく目だという事しかわからない。
声は低めだが、女に間違いなくその女の後ろには警備員が3人くっついてる。
他の社員も受付に釘付けになってる。
「さっさと秘書課に繋げって言ってるのよ!」
「先ほども申した通り、繋げません。」
「理由は?」
「アポなしです。」
「はぁ〜?それだけ?あんた達、よく受付なんて出来るのね。」
吹き抜けだからか、女と受付の声がよく響き2階までよく聞こえる。
「なっ!警備員さん、この人を連れて行って下さいっ。」
受付に言われ、警備員が左右、後ろを固め連れて行こうとしたが…
「触らないで。」
手を伸ばした瞬間、さっきよりも低い声が聞こえ素早く足が伸び女は警備員3人に蹴りを入れた。
2階の吹き抜けから下を覗くと、警備員が慌てている。
「はぁ?繋げないって…意味わからないわ。」
突然大声が聞こえ、受付に目を移す。
上からじゃはっきりとはわからないが、全身黒ずく目だという事しかわからない。
声は低めだが、女に間違いなくその女の後ろには警備員が3人くっついてる。
他の社員も受付に釘付けになってる。
「さっさと秘書課に繋げって言ってるのよ!」
「先ほども申した通り、繋げません。」
「理由は?」
「アポなしです。」
「はぁ〜?それだけ?あんた達、よく受付なんて出来るのね。」
吹き抜けだからか、女と受付の声がよく響き2階までよく聞こえる。
「なっ!警備員さん、この人を連れて行って下さいっ。」
受付に言われ、警備員が左右、後ろを固め連れて行こうとしたが…
「触らないで。」
手を伸ばした瞬間、さっきよりも低い声が聞こえ素早く足が伸び女は警備員3人に蹴りを入れた。