溺愛ラバーズ
樹さんをもっと知りたいの。
だから、ついつい喋ってしまうの。
休みの日は何をしてるのか、会社ではどんな人なのか……。
でもそれが余計に樹さんを疲れさせてるみたい。
大きなため息をつかれる事も怒らる事も睨まれる事もあるんだけど、嫌いにはなれないの。
だって、毎日私が作ったお弁当を綺麗に食べてくれるの。
ありがとうって言ってくれるの。
「ねぇ、お姉様…あの男と暮らして楽しい?幸せ?」
「勿論よ。だって好きな人とずっと一緒に過ごせるんだもの。」
「嘘でしょ。」
「嘘じゃないわよ。」
「じゃあ……なんで泣きそうなの?お姉様自分では笑ってるつもりかもしれないけど、笑えてないもん。」
だって――――…不安なんだもの。
「樹さんは大人で私は子供。今まで男性と付き合った事ないから嫌われないか不安なの。」
「………。」
「樹さんに嫌われたくないから、頑張ろうって思ってるのに全然ダメなの。昨日だって、心配かけちゃったの…。」
心配してくれたのに、目も合わせなかった…ちょっとそっけない態度取っちゃたの。
だから、ついつい喋ってしまうの。
休みの日は何をしてるのか、会社ではどんな人なのか……。
でもそれが余計に樹さんを疲れさせてるみたい。
大きなため息をつかれる事も怒らる事も睨まれる事もあるんだけど、嫌いにはなれないの。
だって、毎日私が作ったお弁当を綺麗に食べてくれるの。
ありがとうって言ってくれるの。
「ねぇ、お姉様…あの男と暮らして楽しい?幸せ?」
「勿論よ。だって好きな人とずっと一緒に過ごせるんだもの。」
「嘘でしょ。」
「嘘じゃないわよ。」
「じゃあ……なんで泣きそうなの?お姉様自分では笑ってるつもりかもしれないけど、笑えてないもん。」
だって――――…不安なんだもの。
「樹さんは大人で私は子供。今まで男性と付き合った事ないから嫌われないか不安なの。」
「………。」
「樹さんに嫌われたくないから、頑張ろうって思ってるのに全然ダメなの。昨日だって、心配かけちゃったの…。」
心配してくれたのに、目も合わせなかった…ちょっとそっけない態度取っちゃたの。