溺愛ラバーズ
「お姉様、昨日って何?」
「昨日凄く雨が降ってたでしょ?樹さん、傘を持って行ってなかったから迎えに行ったんだけど、すれ違ったみたいで樹さんは先に帰ってたみたいなの。すれ違うなんて間抜けよね。」
「電話かメールしなかったの?」
なんだかひなのちゃんが変。
眉間に皺寄せて、真剣に聞いてくる。
「あっ………えっとね、電話番号もメールアドレスも知らないの。聞こうって思ってたんだけどタイミングが掴めなくて……。」
「ふーん……。」
そう言って、いきなり立ち上がったひなのちゃん。
「どうしたの?」
「なんでもないよ。友達と遊ぶ約束してたの思い出しただけ。行ってくるね。」
「うん。ひなのちゃんありがとう。気をつけてね?」
「気をつけます。お姉様はちゃんと寝てないとダメだからね?」
「ふふっ、わかってるわ。行ってらっしゃい。」
1人になった部屋は静かすぎてなんだか寂しい気持ちになる。
樹さんは今なにをしてますか?
樹さんに一日でも早く会いたいです。
樹さんもそう思ってくれてますか?
「昨日凄く雨が降ってたでしょ?樹さん、傘を持って行ってなかったから迎えに行ったんだけど、すれ違ったみたいで樹さんは先に帰ってたみたいなの。すれ違うなんて間抜けよね。」
「電話かメールしなかったの?」
なんだかひなのちゃんが変。
眉間に皺寄せて、真剣に聞いてくる。
「あっ………えっとね、電話番号もメールアドレスも知らないの。聞こうって思ってたんだけどタイミングが掴めなくて……。」
「ふーん……。」
そう言って、いきなり立ち上がったひなのちゃん。
「どうしたの?」
「なんでもないよ。友達と遊ぶ約束してたの思い出しただけ。行ってくるね。」
「うん。ひなのちゃんありがとう。気をつけてね?」
「気をつけます。お姉様はちゃんと寝てないとダメだからね?」
「ふふっ、わかってるわ。行ってらっしゃい。」
1人になった部屋は静かすぎてなんだか寂しい気持ちになる。
樹さんは今なにをしてますか?
樹さんに一日でも早く会いたいです。
樹さんもそう思ってくれてますか?