溺愛ラバーズ
こんなに尽くしてもらってるのに俺は相変わらず。
休みの日も買い物に行くと言って1人で行くまりあ。
この前なんか買い物袋2つに5キロの米を抱えて帰って来た。
特別力持ちってわけではない。
汗をかいていて、顔も若干赤く必死に荒くなった呼吸を整えてた。
「遅くなってごめんなさい。」
帰って来たときにまりあが言った言葉。
今まではなんとも思ってなかったが、今は不思議に思う。
まりあは口癖のように謝る事がある。
それは俺がそうさせてるのかもしれない。
俺が酷い事言ってもまりあは耐えてるだけで文句なんか絶対言わない。
言えないのかもしれない。
あの雨の日だってそうだ。
自分がドジだからと無理に笑って俺を責める事なんてなかった。
「どうしたの?」
「いや………。」
「まりあちゃんの事考えてたんじゃないの?なんだかんが言って好きになり始めたんじゃない?」
「なに言って……!」
「ムキになる事ないじゃない。結婚するんでしょ?愛がないよりあるほうが断然いいじゃない。」
休みの日も買い物に行くと言って1人で行くまりあ。
この前なんか買い物袋2つに5キロの米を抱えて帰って来た。
特別力持ちってわけではない。
汗をかいていて、顔も若干赤く必死に荒くなった呼吸を整えてた。
「遅くなってごめんなさい。」
帰って来たときにまりあが言った言葉。
今まではなんとも思ってなかったが、今は不思議に思う。
まりあは口癖のように謝る事がある。
それは俺がそうさせてるのかもしれない。
俺が酷い事言ってもまりあは耐えてるだけで文句なんか絶対言わない。
言えないのかもしれない。
あの雨の日だってそうだ。
自分がドジだからと無理に笑って俺を責める事なんてなかった。
「どうしたの?」
「いや………。」
「まりあちゃんの事考えてたんじゃないの?なんだかんが言って好きになり始めたんじゃない?」
「なに言って……!」
「ムキになる事ないじゃない。結婚するんでしょ?愛がないよりあるほうが断然いいじゃない。」