溺愛ラバーズ
華奢な体で、色は白く俺の顔2つ分ぐらい低い身長。
初めてまりあを見た気がする。
「樹さん?」
見た気がするんじゃなくて、初めてちゃんとまりあを見たのかもしれない。
視界に入れないようにムキになっていたのか……。
「まりあ……。」
吸い込まれるように、俺の体はまりあに近づいて行く。
頬に手を添えると、ビクッと体が強張ったがお構いなしに、まりあに顔を寄せた。
目の前にまりあの顔が来た時、ドアが音を立て激しく開いた。
「お姉様〜?……って!何してんのよ!」
妹の怒声で目が覚めた。
「えっ?あ、あのっ……。」
「じゃあ、行ってくる。」
顔を真っ赤にさせ、戸惑うまりあをほっとき家を出た。
つまり、逃げたという事。
ありえないだろ……今、キスしようとしてた。
あんな話しを聞いたからか?
『まりあちゃんの事好きなんじゃないの?』
昨日、冴子の言った言葉を思い出す。
嫌いでもないが好きでもない。
自分の行動がわからないなんて、バカげてる…。
初めてまりあを見た気がする。
「樹さん?」
見た気がするんじゃなくて、初めてちゃんとまりあを見たのかもしれない。
視界に入れないようにムキになっていたのか……。
「まりあ……。」
吸い込まれるように、俺の体はまりあに近づいて行く。
頬に手を添えると、ビクッと体が強張ったがお構いなしに、まりあに顔を寄せた。
目の前にまりあの顔が来た時、ドアが音を立て激しく開いた。
「お姉様〜?……って!何してんのよ!」
妹の怒声で目が覚めた。
「えっ?あ、あのっ……。」
「じゃあ、行ってくる。」
顔を真っ赤にさせ、戸惑うまりあをほっとき家を出た。
つまり、逃げたという事。
ありえないだろ……今、キスしようとしてた。
あんな話しを聞いたからか?
『まりあちゃんの事好きなんじゃないの?』
昨日、冴子の言った言葉を思い出す。
嫌いでもないが好きでもない。
自分の行動がわからないなんて、バカげてる…。