[アメ]とムチ★

岡田はあきれ顔だ。

他の男子も便乗してきてさらに騒がしくなる教室。

「岡田先生ー、お願いしますゥ～」

あーうるさい。てゆーか、マジで馬鹿みたい。これだからタメの男子は・・・。

「っあー。もう好きにしろー欠席は?森田の杉並でいいなー？」

「うぃーす。」

岡田は呆れて出ていった。




男子がギャーギャー騒いでる。ゆまが苦笑いして

「ガキだよねえ。だからタメって眼中じゃないわー。」

とか愚痴ってた。


「女子ぃー。終わったー。入っていいよー」

あたしは適当に座った。隣なんて別に誰でもよかったから。

席は割と早く決まった。

ゆまが

「男子ー入っていいよ。」

と促した。

男子がずらずらと入ってきて、座った。男子が他の男子を冷やかしてる。あぁ・・・吉村はゆまのこと好きだっけ。でもゆまは動じない。

　なんてったってメンクイ・年上好きだから。

ガタン・・・

隣に誰か座った。