妄想な彼女


「常陸って棗サンのことですよね?」


当たり前だ。

前はそのことすら忘れてたよな?


「…でも、なんでこんな手紙が?」




……は?


「棗サンから離れろ…って…
無理じゃないですかぁ?
だって…アタシ離れられないですもん。」


「えっ?」


今、ちょっとキュンッとした







「だって…あたし…」



ドキドキ


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