妄想な彼女




『…………ッグ!』




近藤は倒れた状態で死の間際目を開け空に手を伸ばした




『……フッ、ち…ちょっとミスッちまったな。


………なぁ、沖田…………ッ』



近藤は沖田を思い出しながら話しかけるように言った


『お前との…ッ約束叶えられなかった……叶えてお前に会いに行こうとしてたのに…ッ



焦ってたからか?…悪いな。叶えられなくて…
もう一度…ッお前に会いたか…ッた……』


パサ…




空にのばしていた手が力をなくし、そして動かなくなった














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