妄想な彼女




そんな俺の心情を察したかのように、先輩はごめんごめんと笑いながら言う





先輩A「ありがとう。なんか…元気でた!」


「…え?」

「元気、なかったんですか?」


美緒は首をかしげながら聞いた

先輩E「やっぱ…ちょっとな。」



先輩B「でも、常陸くんの絵見てるとさ…すぐにその瞬間に戻れる気がする」

先輩D「うん!やっぱ、常陸くんはすごい!」




俺の描いた絵をじぃ~っと見ながら先輩達は嬉しそうに言ってくれた


…なんか、こっちまで嬉しくなる



先輩C「常陸くんは絵を描いてるとき楽しそうだよね」


………………え?




そのとき初めて、自分の気持ちに気付く


俺は…やっぱり……








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