love a steward to the miku

涙目になった美空が
イスから立ち上がった
瞬間

パタンと勢いよく
床に崩れ落ちた

「美空お嬢さま?!」

「美空!?」

顔が真っ赤だから
額に手を当ててみると

すごく熱かった

「要くん、美空をベッドに
運んでくれるか」

「はい…かしこまりました」


お姫様だっこをすると
あまりの軽さにびっくりした

こいつ何
食ったてんだよ…
< 77 / 90 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop