Sweet Mission
あなたへの気持ち
「早川先輩、ここどうしたらいいですか?」
パソコンとにらめっこしている私に、隣のデスクの2つ下の後輩である里穂ちゃんが書類作成のための資料を手に聞いてきた。
「ここは、グラフに直した方が見やすいかも」
ちらっと見てから、そう答えた。
それくらい、わかるでしょ?と言いたいが私は言わない。
後輩いじめしてるなんて、思われたくないからね。
「あつ、ほんとだ!ありがとうございます、先輩!」
笑顔でそういうと、彼女は自分のパソコンの方に向きなおした。
ほんと、わかってるのかな・・・・
まだ、入社して少しだとしても、それくらいはわかってほしいよ。
「なに?また聞かれたの?」
向かいの席に座っている同期で親友の菫に小さな声で聞かれた。
「うん。」
「いい加減、自分で考えたらいいのに。」
そう毒を吐く菫に目でしっと言った。
パソコンとにらめっこしている私に、隣のデスクの2つ下の後輩である里穂ちゃんが書類作成のための資料を手に聞いてきた。
「ここは、グラフに直した方が見やすいかも」
ちらっと見てから、そう答えた。
それくらい、わかるでしょ?と言いたいが私は言わない。
後輩いじめしてるなんて、思われたくないからね。
「あつ、ほんとだ!ありがとうございます、先輩!」
笑顔でそういうと、彼女は自分のパソコンの方に向きなおした。
ほんと、わかってるのかな・・・・
まだ、入社して少しだとしても、それくらいはわかってほしいよ。
「なに?また聞かれたの?」
向かいの席に座っている同期で親友の菫に小さな声で聞かれた。
「うん。」
「いい加減、自分で考えたらいいのに。」
そう毒を吐く菫に目でしっと言った。