Sweet Mission
「まだ、自信ないんだよ。私は大丈夫だから。」




心配してくれてるんだよね。




菫の心遣いが心地よい。




「柚乃はお人よしだからね。だから、課長に買われているんだろうけどね。
もうすぐ、お昼だしランチそろそろいかない?」




時計を見ると、針はもうすぐ12時を刺すところだった。




「OK!少し早いけど行こうか?」




今まで作っていた書類を一応保存し、ランチに行く用意をした。




「課長!早川と柏木お昼行きま~す。」




菫が、左手を上げて申告した。




「おー、行ってこい!」




ノリのいい上司を持つととてもしやすい。




「じゃ、行こうか。」




菫がそういうと、私は席を立ち、2人で連れ立ってオフィスを出た。




「今日は、何食べる?」




今日は、青空。




とてもいい天気だ。




< 4 / 7 >

この作品をシェア

pagetop