Sweet Mission
こんないい天気の日はぽかぽか、お日様にあたりながら、食べたくなるな。




「柚の考えてること、あててみようか?」



空を見上げていた私の顔を上から覗き込むと笑いながら。




『ぽかぽかしてきもちいいなー、お外で食べたいなぁでしょ?』




超能力者か?




君は!?




「なんで、わかったの?」




「柚乃の考えてることなんてわかるに決まってるでしょ?
何年の付き合いだと思うのよ?」




確かに、私が菫のことわかるように菫も私の事がわかるみたいだ。




「まっ、20年の付き合いですからね。
皓貴の次にわかるわよ。」





歩きながら、そういう菫だが。




「私の事は、菫が一番わかってると思うよ。
皓貴はわかってないよ。」




さびしくなるようなことを私が、言ったもんだから菫は足を止めてしまった。




「柚乃・・・・」
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