全てがキミだった




「俺は…今はいないんだ!サッカーが彼女だよ!!」



「そおなんだあ」




自分で聞いておきながら結構ショックを受けた…




「俺、高校卒業したら中学の体育教師になるために東京の大学行くんだ!そこでしっかり勉強してこっち戻ってきて俺たちが通ってた中学で教師やるのが夢!!」



夢を語っている恵太はすごく輝いていた。



「そっかあ…いい夢だね!恵太ならきっと叶えられる!応援するから頑張ってね!」



「おう!ありがとなっ!!向日葵ならそう言ってくれるって思ってた!俺頑張るから。お前も夢みつけて頑張れよ!」



「うん!」




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