キミは俺をわかってない。
教室の1番後ろの席に座りそんなことを考えていた。
うん、なんか優越感。
お金も美貌も知性もないけどアイツらより常識あるもん。
私はこのバカの集まり学校をちゃーんと卒業して、立派な公務員になるんだから。
「万年2位のくせに?」
「次こそ1位だしっ!
…………ってかなんで私の心読むのよ!」
「お前の考えてること、全部声に出てんだよ。」
「うそっ!
………てか話かけてこないでよ。
バカがうつる。」