君に恋することⅠ-未来-
絶望と幸せ
距離
『距離置こ』
『…鈴夏が言うなら』
『…ごめんね?』
『そう謝んな』
そう言っていつもの笑顔で
篤希はあたしの頭を撫でた。
―――数日後..
“距離置こ”
って言ったのはあたしなのに…
後悔してるんだ。
学校に行けば、
ふと隣には篤希がいて…
触れたくて…
スキと言いたくて…
でも言えない。
あたしなんであんなこと言ったの?
“距離”という言葉の意味を
ちゃんと理解してないのに。
その場の勢いで
格好つけちゃった…。
こんなバカなあたしを…
篤希はまだスキ?
見てくれる?
話してくれる?
『…鈴夏が言うなら』
『…ごめんね?』
『そう謝んな』
そう言っていつもの笑顔で
篤希はあたしの頭を撫でた。
―――数日後..
“距離置こ”
って言ったのはあたしなのに…
後悔してるんだ。
学校に行けば、
ふと隣には篤希がいて…
触れたくて…
スキと言いたくて…
でも言えない。
あたしなんであんなこと言ったの?
“距離”という言葉の意味を
ちゃんと理解してないのに。
その場の勢いで
格好つけちゃった…。
こんなバカなあたしを…
篤希はまだスキ?
見てくれる?
話してくれる?