君に恋することⅠ-未来-
suki
距離を置いて…
1ヶ月が経とうとしてる。
未だに距離は開いたまま。
お互いに行動を起こさず…
あたしの中で不安は募ってた。
“自然消滅”
という言葉が脳裏で浮かぶ。
少なくともあたしは嫌。
だけど…
篤希にとって、
あたしとはもう終わった?
―――その日の放課後..
日直だったあたしは
資料を職員室へと運んでいた。
「スキなの!」
「…。」
告白中…?
空き教室から聞こえた
ハスキーな声。
1ヶ月が経とうとしてる。
未だに距離は開いたまま。
お互いに行動を起こさず…
あたしの中で不安は募ってた。
“自然消滅”
という言葉が脳裏で浮かぶ。
少なくともあたしは嫌。
だけど…
篤希にとって、
あたしとはもう終わった?
―――その日の放課後..
日直だったあたしは
資料を職員室へと運んでいた。
「スキなの!」
「…。」
告白中…?
空き教室から聞こえた
ハスキーな声。